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変形性膝関節症と高位脛骨骨切り術

変形性膝関節症の手術法として代表的な高位脛骨骨切り術は、O脚に変形した変形性膝関節症患者に効果が高い方法で、脚の脛骨を切って、まっすぐにつなげ直すことで、正常な膝の形に近づける手術法です。

膝が自然なまっすぐな形になることで、関節軟骨がバランスよく体重を支えることができるようになります。またそれまでに痛んでいた内側関節への負担が解消され、変形性膝関節症の痛みもやわらいできます。

骨を切ってから骨が癒合するまでには長い期間を要し、入院は長期に及びます。骨に金属製の棒を通して、皮膚の外側からの固定法が用いられます。約2ヶ月程度固定したままにします。また術後三ヶ月程度は杖を使用します。

変形性膝関節症の病態の進行度合いが末期までいくとこの術式はほとんど使用されず、また使用された場合でも予後は劣ります。変形も早いうちから手術することで、変形性膝関節症の痛みも早期にやわらいで、膝の可動域も順調に回復させることができます。

またこの高位脛骨骨切り術は最近になって行う病院や施設が減ってきています。その理由としては、術後に歩行までたどりつくために長い期間がかかること、術式として難易度が高く、熟練の技術を要すること、費用が安く、病院側の収益が少ない、あるいは効率が悪いことなどです。

しかし、もう1つの変形性膝関節症で代表的な術法である人工膝関節置換術で用いられる人工関節の耐用年数は、長くても20年程度と言われ、また再手術は特に難しくなります。このことから、一般に60歳以下の歳の患者には、まだ高位脛骨骨切り術を勧めるところは多くあります。

いずれにしても、的確な手術を受けることは、変形性膝関節症にとても効果的です。しかしまた、術後についてはたくさんのケアが必要になります。

術後は何もしなくていい、という方がいらっしゃいますが、これはとても大きな間違いです。膝を自然に動かすためには、太股の筋力が大切ですので、変形性膝関節症に合うトレーニングをかならずするようにし、また特に術後の筋力の衰えは大きいため、すぐにでもリハビリを開始しなければなりません。

変形性膝関節症の正しい治療法をご紹介しています